米国の政策金利上昇は為替相場にどう影響を及ぼすか?

米国の利上げ政策と為替

最近の為替相場において、最も話題となっているのは、やはり米国の利上げの話と言えるでしょう。すなわち、米国の政策金利が上昇すれば、米国債の利回りが上昇しますから、その金利収入が増えることとなり、米国通貨に対する需要は増加します。それに対して、日本の政策金利が上昇する見込みは当分の間ありませんし、逆に量的緩和により、円の通貨価値は減少していくことが予想されますから、円に対する需要は減少していくものと予想されます。

米国の利上げとドル・円レート

そうすると、米ドルが買われて、円が売られることになりますから、ドル高・円安となることが予想されます。ですから、現在124円のドル・円レートが、130円近くにになるのではないかとも言われています。利上げ状況をさらに詳しく分析して、米国金利が今年1回の値上がりとなれば、年末のドル・円レートは128円、年2回の値上がりとなれば、ドル・円レートは130円になるのではないかと予想している金融機関などもあります。

米国の利上げが他の通貨に及ぼす影響

このように、米国の利上げによって、ドル・円レートはドル高・円安となることが予想されますが、他の通貨の場合はどうでしょうか?何れの通貨に対してもドル高となるでしょうか?しかし、日本の投資家からみた場合、問題なのはドルとその通貨の為替レートではなくて、円とその通貨の為替レートです。ですから、例えば、ドル高・ブラジルレアル安となった割合が、ドル高・円安となった割合よりも大きければ、円高・ブラジルレアル安となるわけです。

為替は、現金を使わない決済方法をいいます。手形や小切手・銀行振り込など遠隔地への送金する手段です。お金を移動するときの、リスクを避けるために使われます。