昨今の精神疾患の社員の出現と労務担当の対応

労務担当として職場環境を見直すこと

最近は社員がうつ病をはじめとする精神疾患に陥ることがニュースに取り上げられており、企業の労務担当としても職場の状況を調査したりする動きもあります。それを後押しするように、政府もメンタルチェックを義務付けたりと昨今の企業内で発生しているパワハラやセクハラ、マタハラ等といった各種ハラスメントに対する対応する動きになっています。社員を人財として研修をしたりスキルアップさせたりする機能以外に、最近の労務担当としては職場環境の見直しにも迫られています。

職場環境を把握するための方法

企業が職場環境を整えると言っても全社的なことしかできず、社員がうつ病になったりする要因のひとつに人間関係があるとも言われています。つまり精神疾患になる対象者に対する方策を講じる以外にも彼らの上司がどのようなことが原因で精神疾患になるかを理解して、会社内での自分の行動を振り返り、その中にそのような疾患に至らせる言動がないのかを考えることが大事になってきます。そのため労務としては現状を把握するために社員に対してアンケートを取ることも必要です。

職場環境の情報を早く知るための環境づくり

上司や幹部に対して、今注目されているメンタルヘルスに対する研修を実施して、部下がうつ病などになった場合には、どこに原因があるのかを考えて、それを排除したり、また社員と会話を持って一緒に対処していく姿勢を示すことも重要になってきます。うつ病になった社員が自殺するということもニュースで報じられており、それにより企業も大きなダメージを受けることになるために、労務としては職場環境の把握と職場情報を労務担当に告発しやすいような環境を整えることが大切です。

就業規則は企業側が定めなければならないもので社員がいつでも見られるような状態にしておかなければなりません。これは顧問弁護士などに相談して定めることが適切です。